2006年10月27日(金)
成田発トルコ航空でイスタンブールヘ

所要時間12時間30分、イスタンブール着現地時間19:20
ホテルはCROWNE PLAZA(初日と最終日で2泊)
現地ガイドケイちゃんことケレムさん(右)、バスのドライバーユミットさん(左)が出迎え。
全行程この両名が同行。

2006年10月28日(土)
「世界遺産」イスタンブール歴史地区の観光(1)ブルーモスク

ミナレット(尖搭)を6本も持つ巨大イスラム寺院、17世紀の初めオスマントルコ最盛時に建設。
内部装飾に使われているブルーのタイルの美しさからこの名がある。
最も美しいステンドグラスの方向がメッカを表す

2006年10月28日(土)
「世界遺産」イスタンブール歴史地区の観光(2)アヤ・シフィア

ビザンチン建築の大聖堂、ローマ時代にキリスト教寺院として建てられた。
十字軍やオスマントルコによるおおきな損傷を被った。
現在では、漆喰で塗りつぶされたモザイク画も復元。博物館として使われている。

2006年10月28日(土)
「世界遺産」イスタンブール歴史地区の観光(3)トプカプ宮殿
15世紀イスタンブール遷都とともに建設。オスマントルコ代々の居城となる。広大な敷地の中にハレム、スルタンの台所(現在陶器博物館)などがある。
宝物館には柄に3つの大きなエメラルドを嵌め込んだ黄金の短剣や86カラットのダイヤなど圧巻である。
あいにく撮影禁止なので画像はない。
2006年10月28日(土)
ボスポラス海峡クルーズ

アジアとヨーロッパを隔てるボスポラス海峡を船で黒海の近くまでクルーズ。
トプカプ宮殿から見たボスポラス海峡が美しい。

2006年10月28日(土)
アンカラエキスプレスでアンカラへ_夜行列車の旅

ハイダルパシャ駅から、寝台列車でアンカラへ、サマータイム終了で時計を1時間戻して朝8時に到着。
客室は2名定員。イスタンブールより約4度気温が低いアンカラ周辺での車窓風景は寒々とした草原でした。

2006年10月29日(日)
ギョレメ国立公園とカッパドキアの岩窟群(1)地下都市と洞窟住居

アナトリア高原の中心にあり、4世紀頃から住み始めたキリスト教徒が岩の中に教会を造った。
カイマイクル地下都市は地下8階の巨大な地下都市。
イスラムからの迫害を逃れ、約1万5千人が住んだと推定される。

2006年10月29日(日)
ギョレメ国立公園とカッパドキアの岩窟群(2)ギョレメ谷とゼルベ
エルジェス山の火山活動で堆積した溶岩が長い年月をかけて浸食された奇岩群。
10世紀頃はこの地方はキリスト教徒の中心であった。
洞窟教会や住居跡が多数残されている。
ゼルベはキノコ状の岩が連なる地域。残念ながら夕刻で写真がよく撮れなかった。
2006年10月29日(日)
ハーレムの香り、官能的なベリーダンス

打楽器が奏でる音楽に合わせ、激しく腰と胸を振るわす悩ましい踊り。動画
もともとはエジプトの踊りにハーレムの匂いを添えたものといわれる。
洞窟レストランでのディナーショーとホテルでのディナーショーで鑑賞。

2006年10月30日(月)
宗教の町コンヤヘ

有名なトルコ絨毯の店へ、結び目を縦糸に二重にからませるダブル・ノットで品質最高、値段も高い。
シルクロードぞいに造られたキャラバンサライ(隊商宿)は小城塞のように堅固。交易は利益も大きいが略奪などの危険も多い。

2006年10月30日(月)
コンヤ市内観光

13世紀にはじまったメヴラーナ教団は神秘的色合いが強い。
白い衣装と円筒の帽子で旋舞する。
メヴラーナ博物館にはメヴラーナをはじめとする聖者たちの棺が置かれている。

2006年10月31日(火)
世界遺産ヒエラポリス、パムッカレ(綿の城)へ(1)

遺跡の中にわく温泉が丘の斜面を流れ落ちながら石灰分を堆積させた。
白い幻想的な石灰棚をトルコ語で綿の城という。
パムッカレのホテルはトルコ版温泉旅館。
われわれの宿泊したサーマル コロッセアも温泉プール付。

2006年10月31日(火)
世界遺産ヒエラポリス(2)

石灰棚の上の広大な遺跡。ベルガモン王国やローマ時代に栄えた。
南北に大通りがつらぬき、整然と区画されていた。
円形劇場やローマ浴場跡が残されている。

2006年11月1日(水)
エフェス都市遺跡

ギリシャ時代には小アジア最大の都市として栄えた。
120万冊の蔵書を誇ったケルスス図書館や体育館、共同便所などがある。

2006年11月1日(水)
エフェス遺跡と革製品の店

エフェス遺跡の円形劇場では毎年エフェス。フェスチバルが開かれる。
革製品のファッションショウ、チンドンやではありません。専属の日本人モデル?です。

2006年11月2日(木)
ベルガマ観光(1)アスクレピオン遺跡

ローマ時代の医療施設。
ここでは興味深い治療が行われていた。聖なる泉で身を清めた患者は、地下道を潜り抜けて治療所に入る。
ここには、夢の部屋と呼ばれる小部屋があり、患者は夢の中で治療法や薬石を告げられる。
実際には医者が土管を通じてささやくのだが、この心理療法は驚異的効果があったといわれる。
その他、リハビリにはスポーツや観劇も利用された。

2006年11月2日(木)
ベルガマ観光(2)アクロポリス遺跡
紀元前3世紀、アレキサンダー大王の死後、分割されたヘレニズム王国のひとつであるベルガモン王国の遺跡。
上市、中市、下市の3つの地域が形成され、アテナ神殿には「瀕死のガリア人」などヘレニズム芸術を代表する彫像が置かれていたといわれる。ベルガモン図書館には当時20万冊の蔵書があったといわれる。
2006年11月2日(木)
世界遺産トロイの遺跡

紀元前3000年から紀元400年までの間、繁栄、衰退を繰り返してきた遺跡は実に9層にも及ぶ遺跡となっている。
ホメロスの詩やシューリマンの発掘で有名なトロイ戦争の木馬が設置されている。

2006年11月3日(金)
ダーダネルス海峡を渡り、ヨーロッパ大陸へ

移動日。
ダーダネルス海峡を渡りヨーロッパへ、イスタンブールへ。雪のイスタンブールへ。

2006年11月4日(土)
イスタンブール−地下宮殿

地下宮殿(イェレバタン貯水池)
ローマ時代に造られた大地下貯水池、ここの水はトプカプ宮殿にも供給された。
内部は約360本の柱で支えられ、とくにメヂューサの顔が彫られたものが有名。

2006年11月4日(土)
イスタンブール−グランド・バザール

4千軒以上もの店が並ぶイスタンブール最大のマーケット。
金銀製品、宝石、皮革製品などあらゆる品が揃っている。